『アリアドネの弾丸』海堂尊
中途半端なミステリ仕立てが気になるが、会話における論理の展開は楽しめる。この手のものは半年に一度読むくらいで丁度よいか。今後の展開にも期待してしまおう。
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中途半端なミステリ仕立てが気になるが、会話における論理の展開は楽しめる。この手のものは半年に一度読むくらいで丁度よいか。今後の展開にも期待してしまおう。
傑作、というわけではない。許容範囲内、といったところ。話が長い。半分くらい読んだところで、これからどうするつもりだろう、と思わされ...。
東野圭吾は傑作もそれなりにあると思うが、打率はあまりよくないのではないかと思う今日この頃。
それはそうと、よく知っている(マイナな?)地名がいきなり出てくるとびっくりする。
小説として面白い、というわけではない。書かれている「理系」の世界に対して、あるよね、そういうの、と懐かしくも羨ましく思えてしまうのだ。勉学に不熱心だった自分、「研究」とは何か、など考えもしなかった自分、に反省し、後悔しつつも、でもこうして今の自分があるからいいや、と思える私は幸せなのかも。
入門書ということで、コケの魅力を伝えようとしているが、今ひとつ届かない。コケ50種の紹介では親しみやすい文章にしたつもりなのだろうが、寒い。どういう読者を想定しるのか疑問。
同じ趣旨の本としては 『苔とあるく』田中美穂 の方がずっとよい。
森博嗣らしい。小説は食傷気味、というか自己満足臭が気になってきていたが、これはよかった。内容は相変わらずのトーンだが、小説ではないから許せるのだろう。ビジネスとしての小説書き、という視点で語る前半は特に面白い。全体を通す、突き放したような論調も作戦のうちなのだろうか。
話題になっていたような気がするこの作品を読んでみた。ナニコレ?というのが正直な感想。どこからか持ってきたような戦争体験のツギハギと、とってつけたようなストーリーと、はぁそうですか、と言う結末と。読むのが苦痛、ということはなかったが、長い話を読まされてがっかり感が強かった。
前から気になっていたが、本屋大賞に選ばれた、ということでようやく読んだ。 こんなのを本屋大賞にするとは、本屋大賞も困ったものだ。ということで、過去の本屋大賞と調べてみると...、あっ、『告白』も本屋大賞だった(2009年度)だったんだ。その時点で推して知るべし、か。第1回(2004年度)の『博士の愛した数式』はよかった。 で、この『謎解きはディナーのあとで』、せっかくの設定を活かしきれていないし、謎解きというほどのものでもないし、なのだけど、ミステリの初心者向けにはいいのかなぁ...。
映画が始まることもあってか、書店では山積みになっていた。で、買ってみた。
う~ん、期待が大きすぎたか。なんだか消化不良だ。
『鴨川ホルモー』のときと似た読後感なのが悔しいというか仕方がないというか。
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